DAO(分散型自律組織)とは ?仮想通貨を扱うなら知っておきたい仕組みや未来
こんにちは!
シンです。
今回はDAOについて完全解説します!
最近DAOって耳にするけどなんなんだ?
上記の疑問を思う方は多いと思うので本記事では初心者にも分かりやすく説明していきます。
目次
本記事の内容
- DAOとは?
- DAOで何が出来るのか?
- DAOの実例
上記3つの疑問を『優しく』『分かりやすく』解決します。
難しそうで自分には関係ないって思ってる方いるかもしれませんが知らないと損をするかもしれません。
DAOは次世代のコミュニティになっていくので知らないと乗り遅れてしまいます。
次世代のコミュニティって聞くと面白そうって思いませんか?
ぜひ、好奇心をもって本記事をご覧ください。
乗り遅れて損をしないよう学んでいきましょう!
DAOとは(分散型自律組織)

DAOとはDecentralized Autonomous Organizationの略。意味わからないですよね(笑)
日本語にすると分散型自律組織とよばれます。日本語に翻訳しても意味が分からず難しいですね。
中央集権はおらずDAOのメンバー達で『決定』『管理』『所有』するコミュニティです。
簡単に言うと組織を仕切るトップがいない状態です。例えるなら社長がいない会社で社会人サークルに近いかもしれません。
社会人サークルは社長のような絶対的権限を持つような人はいないですよね?
DAOは上記と同じでみんなで助け合い意思決定して目標に向かっていきます。
ガバナンストークンとは?
ガバナンストークンとはDAOで使われる暗号資産、仮想通貨。
DAOの意思決定をしていくにはガバナンストークンという物を用いて投票をし決定していきます。投票した後はスマートコントラクトで自動で適用されます。
スマートコントラクトとはコードです。
つまり、プログラミングで自動化するということですね!
ちなみにどうやってガバナンストークンを手に入れるかと言うと自分が所属しているDAOに貢献した人がトークンをもらう場合が多いです。
イメージするなら株式に少し似ているかもしれませんね!
匿名で関われる
DAOは匿名性が高く本名で参加する必要はありません。
上記で株式と少し似ていると言いましたが株式は株を買う時、所有する時は本名が必要ですよね?
DAOには必要がありません。
もちろん、『住所』『電話番号』『性別』といった個人情報も必要がなくトークンを買う時も本人確認はいりません。
現代ではここまで匿名性が高いコミュニティは今までありませんでした。
上記のような匿名性の高さが株式との違いになってきます。
透明性が高い
透明性が高いのもDAOの特徴の一つになります。簡単に説明するとDAOに参加した人は誰でもどんなふうに運営されているか一目瞭然。
例えるならあなたが今からDAOに入ったらどんなコミュニティがあってどんな企画を立ち上げているか簡単にわかります。
今までの株式会社だったらオープンにはしていませんでしたよね?
それがDAOならではの透明性の高さなのです。
DAOの実例

DAOってなんとなく分かってきたけど実際どういった種類があるの?って疑問に思われる方もいると思います。
DAOの実例を2つ紹介していきます。
- ビットコイン
- Ninja DAO
初心者にも分かりやすい上記の実例2つを解説します。
ビットコイン

実はビットコインはDAOと言えます。
え!ビットコインってDAOなの?って思った人も多いかもしれません。
しかし、2022年2月現在ではビットコインが一番のDAOの成功例です。
なぜなら、ビットコインはリーダーや統率する人はおらず自律分散的に運営されています。
もちろん、名前を名乗る必要もなく匿名で参加、取引を可能にしている。あなたがビットコインを買う時も名前や住所は必要ありません。
人が運営してるわけではなくすべてコードによって運営しています。人が動かしているというよりもコードによって人が動かされているという解釈の方がいいかもしれませんね!
コードによってここまで人が動かされてるなんて今までありませんでした。ビットコインのスゴさが分かりますよね!
ビットコインのコードはすべて公開されています。公開されているので透明性も高い。しかもビットコインに提案することも可能です。
Bitcoin Improvement Proposalsのもとへビットコインの『改善』『提案』することが可能です。
もし提案をして評価されれば実際に提案が通すことができます。しかし、提案を通したとしてもコインやトークンをもらえるというわけではありません。
もらえなくてもみんなが改善を重ねて自立的に運営されていることは凄いですよね!
Ninja DAO

Ninja DAOは日本の DAOです。
インフルエンサーであるイケハヤさんが発案し誕生しました!
もちろん、NFTアートも出品しており『CryptoNinja』という忍者をモチーフにした作品をOpenseaで流通しています。
イケハヤさんのマーケティングとRii2/リツ.nft さん というクリエイターの画力により今ではCryptoNinjaは人気な作品になりました!
イケハヤさんのTwitterはこちら↓
Rii2/リツ.nft さんのTwitterはこちら↓
日本一のDAO、Ninja DAO(CryptoNinja)の特徴を解説します。
二次創作OK
Ninja DAOで作られたNFTアートCryptoNinjaは二次創作を公認しています。
え?二次創作って普通じゃない?って思った方いるかもしれませんが基本的に二次創作で販売をすると法に引っかかり最悪捕まります。
例えば鬼滅の刃を二次創作して販売したら訴えられたり、捕まってしまうということです。
コミケで販売されてるじゃん!って言う方いるかもしれませんが訴えられたら普通に負けるでしょう。
現代のアニメや漫画は二次創作は基本的にNGなんですがCryptoNinjaは販売していくらお金を稼いだとしても公認されてるので問題ありません。
みんなが縛られることなく自由に活動出来ることはDAOにしか出来ないことですよね!
そういったこともありCryptoNinjaの人気は高く、二次創作も多く流通しています。
多くの企画にチャレンジが出来る
Ninja DAOでは多くの企画があります。
- マンガ
- メタバースでの学校を設立
- 小説
- カードゲーム
- クリプトニンジャ絵本

もちろん、 DAOのメンバーは会社みたいに誰かに命令されて動くのではなく自主的に『これやりたい!』って具合で活動しています。
会社とは大きく違いますよね!
自分の得意なジャンルで DAOというチームに貢献することは今みでにないやりがいを感じますよね!
アニメ化決定!
CryptoNinjaがリリースされてから半年しかたってないのにアニメ化が決定しました。
アニメ化するのに普通では考えられない早さですよね!もちろん、NFTアートがアニメ化するのは始めてです。
どんなアニメになるのか楽しみですね!
DAOの課題

上記で色々なメリットを紹介しましたがもちろん、デメリットや課題もあります。
DAO自体は世界に数万と数多くあり毎日生まれています。しかし、 DAOの条件をしっかり満たしているコミュニティは少ない。
以下の条件に陥るDAOがほとんどです。
- 自律的ではない
- 分散的ではない
この2つが多い。簡単に言うと結局会社みたいになってしまってるということです。
つまり、社長みたいなリーダーがいて統率されてしまってる DAOが多いということ。
DAOという概念自体がまだ新しいモノなので世界各地で模索しているのが現場です。
今後もっと理解が深まれば徐々に DAOに近づくかもしれませんね。
まとめ
最後までご覧下さりありがとうございます!
今回はDAOについて解説しました。
上記でも書きましたがまだ新しい概念ですので今はまだ自律分散的ではないことが多いです。
言い換えれば伸びしろがある市場です。今後改善が重なればもっと面白いことになると思うので読者の方もぜひ、学んで欲しいと思います!